前回までに、登記の代理人となる資格者『司法書士』の業務を説明しましたが、具体的にはどのような時に依頼するのでしょうか?
司法書士の業務は大きく、不動産登記・商業登記・供託手続き・簡易裁判所における代理・裁判事務・成年後見制度に分類されますが、今回は不動産に関する主な登記を簡単に説明します。
所有権保存登記・・・建物を新築した時など
所有権移転登記・・・売買や贈与、交換など不動産の所有者の名義を変更する時
所有権移転登記(相続)・・・相続によって不動産の所有者の名義を変更する時
抵当権設定登記・・・ローンの借り入れや、借り換えなどの時
抵当権抹消登記・・・ローンの完済などの時
他にも細かいものはたくさんありますが、一般の方が直面する機会が多いのはこの様な時と思いますので、その際には司法書士にご相談下さい。